セルフエステの種類

お客さん自身が業務用の美容機器を使って施術できるセルフエステ。リーズナブルな価格で人目を気にせず気軽に施術できることから、需要は右上がりに伸びています。こちらではセルフエステサロンで施術できるジャンルと、どのようなマシーンを使っているのかを紹介していきます。

フランチャイズ募集があるセルフエステサロンの種類

フェイシャル

フェイシャルエステは、自分でも簡単に施術をしやすい場所なので、初めてセルフエステを利用する顧客にも人気のあるジャンル。フェイシャルに使う代表的なマシーンは、高周波や超音波を利用したもので、1台のマシーンで複数の機能が付いているのが一般的です。

高周波、あるいはラジオ波とも言われる電磁波は、肌の奥にある脂質を燃焼させます。気になる部分の脂肪を燃焼させるだけでなく、熱のストレスを与えることでコラーゲンの生成を促してしみやしわなどを目立ちにくくする作用が期待できます。

また超音波にはマッサージや温熱効果、クレンジング効果があります。超音波を一か所に集中して照射するHIFU（ハイフ：高密度焦点式超音波）を導入しているセルフエステもあります。

ホワイトニング

一般的にセルフエステでのホワイトニングは、歯を白くしていくメニューです。ホワイトニング剤を塗付したあとにLEDライトをあてて、ホワイトニング剤と化学反応を起こして汚れを落とします。

歯は自分でも施術しやすい部位です。

痩身

ウエストや二の腕、太もも、臀部など、自分の手の届く範囲にマシーンをあてる痩身メニューは、ラジオ波やキャピテ―ション、EMSなどの操作ができるのが一般的です。

痩身エステで欠かせないラジオ波は、脂肪を温め刺激を与えてシェイプアップします。またキャビテーションとは、超音波を利用して脂肪を乳化させて老廃物と一緒に体外へ排出する方法で、切らない脂肪吸引とも言われています。

EMSとは、体に取り付けたパッドから電気刺激を与えて筋肉を収縮させ、運動による脂肪燃焼と同じメカニズムを体内で実現して引き締まったボディを目指す方法です。

脱毛

人の目を気にせず、マイペースで脱毛できるメニューも人気です。脱毛にはIPL方式、またはSHR方式という光脱毛マシーンを備えているセルフエステが多いようです。

IPL方式とは、メラニン色素にダメージを与えるインテンスパルスライトという光を照射して減毛する方法です。SHR方式とは、メラニン色素ではなく毛を作る組織全体に熱をあてて、毛の再生をしにくくする方法です。

IPL方式とSHR方式をベースにした、SSC方式やTHR方式といったマシーンも登場しています。

ネイル

ネイルアートできるセルフエステも誕生しています。ジェルやスカルプ、ポリッシュ、ネイルチップの上に短時間でプリントアートができるのが特徴です。マシーンによって異なりますが、800種前後のデザインからチョイスできることもあります。