顧客に愛されるサロンであるためには、スタッフ教育は欠かせないポイントです。エステサロンとセルフエステサロンではスタッフに求められる仕事内容は違いますから、必要なトレーニングも異なります。
さて、エステサロンとセルフエステサロンでは仕事内容や研修期間にどのような違いがあるのでしょうか?どちらの方がオーナーの負担が少ないのかも考慮しながら、比べてみましょう。
エステサロンのスタッフの仕事内容は、カウンセリングや施術、アフターフォローのほかサロンで取り扱っている化粧品の営業・販売など多岐にわたります。タオルやローブ、シーツなどのリネン類の洗濯や清掃、使用した器具の消毒などもおこないます。
また、顧客に満足してもらえる施術をおこなうためにはそれなりの技術を必要とします。そのためエステティシャンの育成には力を入れ、じっくりと育てる必要があります。
セルフエステでは施術を利用客自身がおこなうため、スタッフは受付業務や入会時の説明、店舗の売り上げチェックや使用済み個室内の清掃などの業務ができればOK。そのためスタッフはエステティシャンである必要がなく、スキルや経験を必要としません。
また、スタッフはサロンに2名ほどと少数のスタッフで運営できるのもセルフエステサロンの大きなメリットです。
エステサロンのスタッフにはカウンセリング力や施術スキル、物販力などさまざまな能力が求められます。そのため、研修期間も2週間程度と長め。また、セミナーにも参加するなど利用客が満足できる接客をおこなえるようトレーニングします。
とくにサロンでの勤務経験のないスタッフを即戦力とすることは難しく、時間をかけて育てる必要があります。
セルフエステサロンのスタッフには施術スキルや物販力は求められませんから、受付業務や入会時の対応など比較的簡単な仕事をおこなえるようトレーニングします。そのため、研修期間は1~3日程度と短期間でOK。セルフエステサロンのスタッフはサロンでの勤務経験がなくても短い研修期間で育てられるため、採用してすぐに即戦力となるでしょう。とはいえ、顧客満足度を上げられるようセルフエステサロンでも接客スキルは磨いておく必要はあります。
スタッフ教育に関する人件費や研修費では、セルフサロンの方がエステサロンよりも少ない費用で運営できます。セルフエステサロンなら店長1名・アルバイト1名で運営が可能ですから、人件費をぐっと抑えることができるのです。
また、エステティシャンが枯渇している状況もあり、スキルや経験が不要なセルフエステサロンの方が人材を確保しやすいでしょう。
人件費や研修費、教育費を抑えたい場合はセルフエステサロンの開業を選ぶことをおすすめします。
フランチャイズを始めるとはいっても、「実際に接客するつもりはない」「自分のお店としてワンマン経営したい」「自宅開業したい」等、自身の経営スタイルをお持ちの方も多い事でしょう。
そこで、「新しいマシンを導入できる」「自分の目的に合った経営ができる」「立地を加味した開業ができる」という条件を満たしたセルフエステのフランチャイズを厳選。店舗の規模と経営スタイル別にセルフエステFCをご紹介します。
有名な商業施設で投資感覚で
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MYTHEL(ミセル)
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(ボディアーキ)
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※2021年4月現在の情報。公式HP、フランチャイザー向けのカタログの情報をもとに掲載しています。
※有名な商業施設で、投資感覚で⼿放し経営するなら「MYTHEL」:14のセルフエステフランチャイズの中で、商業施設等の好立地での出店を公表している唯一のセルフエステブランド。
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※マンションの⼀室や小規模物件で副業として始めたいなら 「VICTORIA」:痩身エステのあるセルフエステフランチャイズの中で、開業資金が210万円~(物件取得費+マシンレンタル料は別途)と一番安い。スタッフ1人、マシン3台で始められるブランド。
※1 新しいマシンへの入替や無料で最短即日修理などのサービスを受ける際は、FC本部と保守契約を結ぶ必要がある。